Jリーグ、ラ・リーガとの戦略的連携協定の期間延長を発表! テバス会長が喜びのコメント「ともに成長していける…」

2020年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

デジタル領域においてもさらに協同していく構え

Jリーグ村井チェアマン(写真左)、ラ・リーガのテバス会長(写真右)。(C)Getty Images

 Jリーグは7月31日、2017年から締結してきたスペインのプロサッカーリーグであるラ・リーガとの戦略的連携協定の締結期間を延長することを決定した。なお延長期間は、2020年7月から2023年6月までとなっている。

 これまで2017 年の締結後には、スペインの古豪・セビージャを日本に招きJリーグワールドチャレンジと銘打った親善試合を開催。さらに、リーグやクラブスタッフによる相互訪問や情報交換およびノウハウ共有などを行ない、連携を深めてきた。

 そして今回の延長では、近年の両リーグの緊密な関係を継続させることはもちろん、よりデジタル領域においても協同。双方のリーグのプレゼンス向上を目指した活動を推進していく狙いがある。

 主な協定の内容としては、セミナー・ワークショップの実施。ソーシャルメディアやゲームのデジタル領域における協力、さらにアカデミー年代やコーチ育成等のリーグ間交流などが組み込まれている。
 
 締結期間を延長にあたり、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は以下のように喜びのコメントを発表している。

「Jリーグとの提携は、ラ・リーガとして初めてアジア地域のリーグとの提携であり、引き続きパートナーとしてともに成長していけることを大変喜ばしく思っています。スペインと日本は長い友好と交流の歴史を持つ国であり、フットボールは両国の重要な文化として、この関係を継続する上で重要な役割を担っています」

 またJリーグの村井満チェアマンは、「世界中が新型コロナウイルス蔓延による困難な状況にある中、本パートナーシップでより関係を強固なものにし、ともに難局を乗り越えていけるよう努めてまいります」とし、世界的に厳しい状況が続くなかで有益な協定であることを強調している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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