レアル・マドリーからレンタルされたマジョルカで、４ゴール・４アシストという数字以上に印象的な活躍を見せた久保建英。チームは２部降格という憂き目に遭ったものの、洗練されたボールタッチや切れ味鋭いドリブル、創造性溢れるパスでファンの心を掴んだ。

　７月31日、「ダンスフロア」というタイトルでその日本代表MFの「あるワンプレー」を配信したのが、ラ・リーガの公式インスタグラムだ。

　ベティス戦で、久保と同じバルセロナの下部組織出身の敵DFマルク・バルトラが背後からインターセプトに来たところを、嘲笑うかのようにラーゴ・ジュニオルへ見事なヒールパス。完全に相手の裏をかいたプレーだった。
 

　一瞬の閃きと卓越したテクニックという、久保の魅力が凝縮されたようなこのヒールパスにファンも感嘆。コメント欄には次のような声が寄せられている。

「マドリーの未来は安心だ」
「彼はすぐトップレベルに行く」
「イスコ、ハメス、ベイル、バスケスよりも上だ」
「大空翼のよう」
「彼はクラック」
「メッシよりタケのほうが上だ」
「オサスナに来てくれ」

　また、「酷いバルトラ。前はベイルにやられ、今度はクボか」、「なんでいつもバルトラなんだ」、「乞われた人形のようだ」など、2014年のコパ・デル・レイ決勝でガレス・ベイルにぶっちぎられ、今回は久保に翻弄されたバルトラをいじる声も少なくなかった。

　この動画は、投稿から７時間で50万回ビューを超えるなど反響を呼んでいる。これもこの19歳の注目度を示すひとつの現象と言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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