ウニオン移籍決定の遠藤渓太をブンデス公式サイトが絶賛!「どこかプリシッチを想起させる」

2020年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「左右両足でフィニッシュもチャンスメイクも」

ウニオンへのレンタル移籍が決まった遠藤。さっそくブンデス公式が22歳の若武者を大々的に紹介した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 さっそく新天地ドイツで、話題を呼んでいるようだ。

 横浜F・マリノスは7月25日、日本代表MF遠藤渓太がブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリンに期限付き移籍すると発表した。期間は2021年6月30日までで、買取りオプション付きとされている。

 この一報を受け、東京五輪世代の22歳を紹介したのがブンデスリーガの公式サイトだ。「ウニオン・ベルリンに来た日本代表のウインガー、ケイタ・エンドウとは何者だ?」と題して、簡単なプロフィールとプレースタイルを列記した。

 横浜のアカデミーで才能を育まれた点や18歳でのJリーグデビュー、すでに日本代表でも2試合に出場している事実などを伝え、「ドイツにおける日出ずる国の先達、シンジ・カガワ、シンジ・オカザキ、ユウヤ・オオサコの足跡を辿ることになる」と説明。「右利きで左サイドが得意だが、右サイドでもプレーし、サイドバックでの起用もある」と続けた。

 そして、プレーの特徴についてはこう述べている。

「ボールを運ぶ能力に長けている。タッチライン際を駆け上がり、中央へと鋭く切れ込むのもお手の物だ。どこか前ボルシア・ドルトムントのスター、クリスティアン・プリシッチを想起させるプレーヤーである。走力で対峙するディフェンダーを圧倒し、左右両足でフィニッシュもチャンスメイクも決め込む」
 さらに同サイトはウニオンのスポーツディレクターを務めるオリバー・ルーネルト氏のコメントを引用。同氏は「我々はずっとケイタ・エンドウをチェックしてきた。彼は素晴らしいスキルを持った面白い選手。スピードとテクニックで我々の助けとなるだろう」と称賛した。加えて、横浜のアンジェ・ポステコグルー監督が明かした「チームのためにハードワークができる選手だ。アタッキングサードで脅威となるだろう」との"ケイタ評"も添えている。

 2019-20シーズンのブンデスリーガを11位で終えた古豪クラブで、遠藤はどんな成長曲線を描きながら、新たなキャリアを刻んでいくのか。ドイツではすでに、その注目度が高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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