オランダ１部のエールディビジは、新型コロナウイルスの影響で４月に2019-20シーズンの打ち切りを決定。優勝チームは該当なしとし、昇格・降格もなく、チャンピオンズ・リーグやヨーロッパリーグへの出場権は打ち切り時点の順位で与えられることになった。

　現在、９月12日に決定した来シーズンの開幕に向け、各チームはトレーニングを開始している。堂安律が所属するPSVも７月20日から、ロジャー・シュミット新監督の下でチームトレーニングが始まった。しかし、オレンジ・エリア（ロックダウン解除の地域ごとの色分け）から戻ってきたばかりの堂安は、感染予防のため、個人練習となった。

　だが、ようやくチームに合流することができようだ。クラブは公式ホームページなどで、堂安ら個人練習組も含めた全員がメディカルチェックを受ける様子を伝えている。

　そのなかには、以前と比べてかなり明るい金髪になり、わずかにヒゲを蓄えた堂安が採血やフィジカルチェックを受ける様子もあった。上半身裸で鍛え抜かれた肉体を披露している。

　この投稿に対し、ファンからは「スタジアムで会うのが楽しみだ」、「みんな太ってなくて凄い」、「元気そうで良かった！」などの声が寄せられている。

　オランダでは1.5メートルのソーシャルディスタンドを保つことで、観客の入場は認められる方向だ。収容人数はキャパシティーの約３割ほどになる予定だが、シーズンチケットの売り上げは上々の滑り出しだと報じられ、ファンは新シーズンを待ちわびている。

　堂安はクラブ公式インスタグラムのストーリー（24時間で消えてしまう投稿）でサムズアップし、ファンに「会える日が楽しみ！」とメッセージを送っている。またサポーターの前でプレーする日を楽しみにしていることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部