【J1】神奈川と中部地方で近隣クラブとの対戦をシリーズ化!

2015年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本の昇格で中部地方に新たなライバル関係が生まれる!?

昨季の横浜-川崎戦。今季は「SKYシリーズ」として開催される。(C) SOCCER DIGEST

 同じ神奈川県に本拠を置くJ1の川崎と横浜、湘南は2月19日、3クラブの協力によって2015シーズンのJ1リーグにおける各3クラブの対戦6試合を「SKYシリーズ」として執り行なうことを決めた。3クラブが同時に公式ホームページ上で発表している。
 
 SKYシリーズのSKYは、湘南のS、川崎のK、横浜のYを合わせたもので、2013シーズンの第1回目に続き、2回目の開催。ご当地野菜を使った「SKY麺」の販売のほか、視覚障がい者及び盲導犬に対する理解を深める支援として日本盲導犬協会神奈川訓練センターに寄付などをする。
 
 清水、新潟、甲府、松本の4クラブは「2015中部日本横断シリーズ」を実施する。これまで清水と甲府の「富士山ダービー」や新潟と甲府による「川中島ダービー」など、個性的なダービーマッチを展開してきた3チームに加え、隣県・長野の松本が今季J1に初昇格。太平洋から日本海までの中部日本を横断する4県の4クラブが初めて揃い踏みすることから、地域をPRしながらJリーグをさらに盛り上げるという趣旨の下で企画された。
 
 発表された内容によれば、「中部日本横断シリーズ」は、よりコンペティティブな企画内容で、4クラブ同士の対戦成績により順位を決定するとともに、4クラブ同士の対戦時における得点王を決定。そのほかスタンプラリーや特産品の販売、マスコット同士の交流などが行なわれる。
 
 複数の近隣クラブによるシリーズ化には、J2の水戸、栃木、群馬による「北関東ダービー」や九州にホームタウンを置くチーム同士による「バトル・オブ・九州」などがある。
 
 当該クラブのサポーターにとっては、リーグ戦をまた違った角度から楽しめそうだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事