【神戸】「皆さんのおかげ」2ゴールのFW古橋亨梧がサポーターへ感謝! スタンドからの拍手には…

2020年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

左サイドで攻守に存在感を発揮

2ゴールで勝利の立役者となった古橋。写真:徳原隆元

[J1リーグ5節]神戸3-1清水/7月18日(土)/ノエビアスタジアム神戸

 神戸は立ち上がりから球際を制し、積極的な攻撃の姿勢を見せる。清水のショートカウンターを受ける場面もあったが、落ち着いた守備で対応して耐え抜くと、45+2分に古橋亨梧のゴールで先制。さらに後半の54分にドウグラス、65分にふたたび古橋が決めて突き放した。75分に失点はしたものの、2点のリードを最後まで守り抜いた神戸が3得点を奪っての快勝を飾った。

 この試合で素晴らしい活躍を見せたのが古橋だった。攻撃では得意の鋭いドリブルで縦への推進力を生み、守備でも豊富な運動量で最後まで相手にプレッシングを掛け続け、左サイドで際立った存在感を発揮。さらには2ゴールを挙げ、勝利の立役者となった。

 古橋は試合後のフラッシュインタビューに応じ、アンドレス・イニエスタのCKからニアに飛び込み頭で合わせた1点目のシーンについては、「良いボールが来たので、うまく頭で合わせられた」とクロスの質を称えた。

 ドウグラスのシュートがポストに当たった跳ね返りを落ち着いて決めた2点目は、「その前に一度ボレーをふかしてしまったので、ふかさないことを意識して打ちました」と反省を活かして生まれた得点であったと明かした。
 
 また今節は、開幕節の横浜FC戦以来となる観客を入れてのホームゲームとなったが、ファン・サポーターに向けては、「応援してくれた皆さんのおかげでゴールを決めれている。ホームに来て下さったみなさんもそうですし、テレビ、DAZNで見てくれている皆さんもいるので、その人たちの前で勝てたことは本当に嬉しいです」と感謝の意を示した。

 コメントする度にスタンドからは拍手が送られ、その都度笑顔でぺこぺことお辞儀をする姿が古橋の人柄の良さを感じさせた。

 次節は中3日の7月22日にC大阪のホームに乗り込む。3戦負け無しの好調を維持し、さらに勝点を重ねていきたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J1第5節PHOTO】神戸3-1清水|3得点を挙げ完勝の神戸。清水は5連敗で最下位に沈む

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