「黄金のヒールによる芸術作品だ」岡崎慎司の驚愕ゴラッソを現地メディア絶賛!「記憶に残り続ける」

2020年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「昇格に導く記念碑的なヒール弾」

ヌマンシア戦で今季12点目を決めた岡崎。昇格決定に花を添えた。 (C)Rafa HUERTA

 ウエスカの岡崎慎司は、現地時間7月17日に開催されたラ・リーガ2部・第41節のヌマンシア戦に3試合連続の先発出場。勝てば他会場の結果によって昇格が決定する可能性がある重要なホームゲームで、見せ場を作り出す。

 CFのポジションを争ってきたライバルでもあるラファ・ミルの2ゴールで2点をリードして迎えた78分だった。右サイドを駆け上がったラファ・ミルのマイナスのクロスに、岡崎が倒れ込みながらもヒールで巧みに合わせて、3点目を奪取。日本代表FWは、これが今シーズン12ゴール目となった。

 この一撃で勝負を決めたウエスカは、3-0で快勝。3位のアルメリアと4位のサラゴサがともに敗れたため、降格から1年での1部昇格が決定した。
 
 チームを昇格に導く鮮やかなゴールを決めた岡崎を、現地メディアも絶賛している。

 スペイン全国紙『AS』は「岡崎が昇格に導く記念碑的なヒール弾を決めた」と綴り、「明日は日本のすべてのテレビでこのゴールが見られるだろう」と紹介した。

 また地元メディア『Sportaragon』は、採点で9点(10点満点)と高い評価を与え、次のように称賛している。

「彼は今日もハードにゴールを狙い、そして決めた。黄金のヒールによる芸術作品だ。これの得点は、(ホームスタジアムの)エル・アルコラスの記憶に残り続けるだろう」

 開幕後の加入ながら、チームトップの12ゴールを挙げて昇格の立役者となった岡崎。"奇跡のプレミアリーグ制覇"を成し遂げたレスターに続いて、このウエスカでもレジェンドになりつつある。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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