「スポーツと地域の未来につながるアシストとして」Jリーグが特設ページを開設し、寄附金を募る

2020年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

寄附金控除を受けることが可能

特設ページを開設し、寄附金受付を開始したJリーグ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは7月16日、法人及び個人からの寄附を対象とした、一般寄附金の受付開始を発表した。公式サイトに特設ページ(https://www.jleague.jp/corporate/donation.html)を開設し、2000円以上の金額から常時募集している。

 使途は、「プロサッカーの試合の主催、運営」、「プロサッカー選手、監督、審判などの育成」、「プロサッカーの試合等を通じた広報普及」、「国際的な交流、事業の実施」、「サッカーをはじめとするスポーツの振興、援助」となる。

 なお、Jリーグは公益社団法人として特定公益増進法人に該当するため、寄附者は寄附金控除を受けることが可能となる。
 
 現在、全国56クラブに、約1600人のプロサッカー選手がいるJリーグ。特設ページによると以下のような「理念実現」に向けて、広く一般に寄附を呼びかけた。

「重要な使命は、選手が常に高みを目指し続けられるフィールドを提供すること、トップレベルのスポーツを身近で楽しむことのできる安心・安全なスタジアムづくり、そして、一人一人が生涯を通じ心身の健康を育むことのできる町づくりです」を理念に掲げ、同時に、「スポーツ振興くじ(toto)の対象試合として、くじの売上を通じて、様々なスポーツのタレントの発掘・育成や、地域のスポーツ施設の整備、総合型スポーツクラブの活動支援につながるスポーツ・インフラとしても、重要な役割を担っています」と説明した。

 今回の新型コロナウイルスの災禍によって、「スポーツのある日常が1日でも早く戻ってきてほしいという願いとともに、寄附窓口の開設のご要望をいただきました」と設立の経緯を説明し、「頂きましたご寄附は、スポーツと地域の未来につながるアシストとして承り、大切に使わせていただきます」としている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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