日本のカリスマのツイートが、現地で話題となっている。

　ボタフォゴの本田圭佑は７月15日、ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領のコロナ対策を批判した動画を引用リツイートし、「真実だ」と綴った。

　本田が引用したのは、ボタフォゴのスポンサーでもあったインフルエンサーのフェリペ・ネトさんがニューヨーク・タイムズに投稿した動画で、「ボルソナーロはアメリカ大統領のドナルド・トランプよりも酷い」と痛烈な批判を展開している。
 

　この政治的なメッセージに、本田が反応したことは、ブラジルでも驚きだったようだ。地元メディア『UOL』は「ホンダがフェリペ・ネトのボルソナーロ批判を支持」と紹介。このリツイートを評価する声がある一方で、「彼は目立ちたいだけでナンセンスだ」といった批判もあると報じた。

　また『DCM』も「ボタフォゴのホンダが、ボルソナーロとトランプを爆破する動画を共有する」と伝えている。

　先日は、コロナの収束が見えないなかでのシーズン再開に苦言を呈していた本田。感染者の増加に歯止めがかからないブラジルの状況に、危機感を持っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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