ブラジル１部リーグ・ボタフォゴに所属する本田圭佑が７月17日に自身のツイッターを更新。中国経済が回復傾向にあるとの報道に触れ、いまだ感染拡大が続くブラジルの現状と比べ、改めて危機感を示した。

　これまでも日本国内外の政治や新型コロナウイルス関連の話題に対して自身の考えをSNS上で主張してきた本田。17日には、中国の国内総生産（GDP）が回復傾向にあるとの記事に反応し、「あー先に戻っちゃうのね…」とコメントした。

　本田がプレーするブラジルでは、大統領さえもPCR検査で陽性判定を受けるなど、コロナウイルス感染者がいまだ増加の一途をたどり、死者数も増え続けている。この現状にも触れ、危機感を表明した。

「こっちは感染者数200万人超えたっていうのに。人も毎日死に続けてるよ。ホンマ他人事ちゃうよ」
 

　この注意喚起には多くのファンがコメントを寄せ、本田の言う通り"他人事ではない"状況に共感の意思を示している。

「ほんとですよね」
「国民1人1人が身を守ってほしい」
「すごいこの感覚分かる。世界から取り残されてる感がすごい」
「なんでブラジルだけこうなる？って」
「ブラジルとアメリカは本当に先が見えない」
「ホンディ、絶対感染しないで」
「ほんまやばいよ」

　感染者の数がアメリカに次ぎ世界で２番目に多い国となってしまったブラジル。本田は以前にも厳しい状況下でリーグが再開されることを疑問視するなど、現地の状況に不安の声を上げていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部