「衰えは隠せない」「日本へ行けば?」退団発言のフッキに中国のファンから非難殺到!「チームを壊そうと…」

2020年07月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もうこれ以上は中国でプレーしたくない」の一言に…

ACLではJクラブを相手に牙を剥いたフッキ。退団宣言に中国ファンから非難の声が上がっている。 (C) Getty Images

 元セレソン戦士のコメントが物議を醸している。

 現地時間7月14日、上海上港に所属する元ブラジル代表FWのフッキは、母国メディア『Globo Esporte』のインタビューで、2020年12月30日までとなっている現行契約が満了した際に、クラブを退団することを明言した。

 2016年6月から約4年で、公式戦125試合で69得点・53アシストを記録した"怪物FW"は、同メディアの取材にこうコメントしている。

「もうこれ以上は中国でプレーしたくない。大金を重要視しているわけじゃないんだ。自分がどこなら一番幸せなのかを最優先に考えている。まだ何も決めていないが、12月までにフリーになるのは間違いない」

 この発言はファンの間でも波紋を広げている。
 
 中国版ツイッター『ウェイボ』では、「十分に結果を残してくれた」といった好意的なコメントが相次いだ。一方で、新型コロナウイルスの影響が落ち着きを見せ始め、チームの新シーズンに向けた準備が進んでいる中での発言に、次のような不満を唱えるファンも目立った。

「すでにリーグが始まろうとしているタイミングで……。チームを壊そうとしているだけ」
「もはや老後を考えている。衰えは隠しきれない」
「日本へ帰ればいい」
「34歳に大金を払うヨーロッパクラブなんてないぞ」
「王様のような発言だ」
「年金受給者はいらない」
「正直言って、運動能力は劣化している」
「不満を抱いた老人はいらない」

 1年前まで11%もあった体脂肪率が、今は8%になったという本人は、「今はプロポーズの雨が降っているんだ」とすでにオファーが舞い込んでいることを示唆している。34歳とはいえ、言葉通りコンディション面に問題がなければ、規格外のフィジカルを魅力に感じる海外クラブも少なくないのだろう。

 中国スーパーリーグは、7月25日に開幕する。ピッチの上で結果を残せなければ、フッキへの風当たりはますます強くなるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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