「もう負けは嫌だ」いまだ未勝利の琉球、MF小野伸二が次節に意気込み! 出場に意欲も「出番が来た時に…」

2020年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンも出場に期待

小野が試合後に自身のSNSで出場への意欲を示した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 FC琉球の元日本代表MF小野伸二が7月12日に自身のインスタグラムを更新。J2リーグ第4節・徳島戦での敗戦の悔しさを露わにし、次節での今季初白星を誓った。

 琉球はチームが志向するポゼッションサッカーでボールを握る時間を多く作り、何度も相手ゴールに迫ったが、最後の局面で相手のブロックに遭い得点が遠かった。逆に22分にはカウンターから先制点を奪われてしまう。後半立ち上がりの50分にFW阿部拓馬の今季2ゴール目で同点とするも、76分、81分と立て続けに失点。積極的な攻撃も虚しく、リーグ戦初勝利は今節もお預けとなった。

 ベンチで戦況を見守った小野はSNSで、ホームでは初めて観客を入れての開催となった試合について、「久しぶりのお客さんの前で試合。やっぱり雰囲気が変わるよねー。応援ありがとうございました」とファンへの感謝を口にした。

 小野は千葉との開幕戦と、北九州との再開後の2戦目で途中出場を果たしたが、いずれも試合終盤での投入で、これまでトータルで15分の出場に留まっている。それでも日本を代表するテクニシャンは、「試合には出られなかったけど常に良い準備を。出番が来た時に少しでもチームの力になれる様に」と前向きに捉え、日々のトレーニングに取り組んでいる。

 投稿にはファンからも、「小野選手のパスでゴールシーン期待してます!」「小野さんのプレー&ゴール楽しみ」「次戦での出場、そして勝利を期待しています!」など出場に期待を寄せるコメントが多く届いている。

 ここまでチームは1分3敗の勝利なしで21位と出だしから厳しい状況に陥っている。小野は「もう負けは嫌だ。次は絶対に勝つぞ~。スタジアムでお待ちしてます」と最後に意気込みを語った。

 次戦は15日にふたたびホームで、現在大宮と1位の座を争う長崎と対戦するが、難敵相手に勝点3を勝ち取れば、チームにも勢いが生まれるはず。そのうえ、小野の珠玉のプレーを見られれば、ファンにとってこれ以上の喜びはないだろう。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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