「バルセロナ残留が私の願い…」ペップ、退団説が騒がれるメッシの去就を語る! バルトメウ会長の見解は?

2020年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「移籍については話さない」としながらも…

バルサ時代に師弟関係を築いたグアルディオラとメッシが再び共闘することはあるのだろうか。 (C) Getty Images

 以前から絶えない首脳陣への不満報道に続き、契約延長交渉を中断したとのニュースも広まり、リオネル・メッシのバルセロナ退団を巡る噂は世界中でヒートアップしている。

 一連の報道受け、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がメッシの残留を強調するのは当然だろう。スペイン紙『Marca』によると、同会長は『RAC1』で「彼の契約は2021年までだ。あまり、こういうことについて説明はしないのだが、その契約を更新することは我々の義務だ」と話した。

「土曜(4日)に彼とは話した。それが最後だよ。メッシは落ち着いていると思う。彼はバルサで引退することを望んでいる。彼はそう言ってきたじゃないか」

 ただ、バルトメウ会長らによる現在のクラブ運営に納得していないと言われるメッシは、かつてともに働いたジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、チキ・ベギリスタインやフェラン・ソリアーノといった幹部がいるマンチェスター・シティとのつながりが絶えず取り沙汰されている。

 だが、米スポーツチャンネル『ESPN』によると、グアルディオラは、「シーズンが終わるまで、移籍については話さない」と述べたうえで、こう続けた。

「私の願いは、メッシがバルサに残ることだ」
 
 さらにグアルディオラは、「シーズンが終わってからだ」と、チーム編成について話すタイミングではないと強調している。

「我々にはまだ争うべき、目指すべき素晴らしい目標がある。もっとも大切なのはそれだ」

 プレミアリーグではリバプールに王座を奪われたシティだが、まずは来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得、そして8月に再開が予定されている今シーズンの欧州最高峰の舞台が残っている。

 それらすべての日程を消化してから、グアルディオラがメッシ獲得について語ることはあるのか。バルサの動き、シティの今後が注目される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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