いったい何が? 香川真司がまさかの2戦連続出番なし…痛恨3連敗のサラゴサは「自動昇格圏浮上」を逃す

2020年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

10分あまりで3失点

ラージョ戦でまさかの出番なしに終わった香川。(C)Getty Images

 現地時間7月6日に行なわれたラ・リーガ2部の第38節で、香川真司がプレーする3位のサラゴサが10位のラージョ・バジェカーノとホームで対戦した。

 引き分け以上で、岡崎慎司が所属するウエスカを抜いて自動昇格圏の2位に立てるこの試合で、香川は2試合連続のベンチスタートとなった。

 試合は序盤からいきなり動く。開始5分、FKのこぼれ球に反応したDFアティエンサが豪快なシュートを突き刺し、サラゴサが先制する。

 何度かピンチを招きながらも凌いだサラゴサが、リードしたままハーフタイムを迎えるかに思われた前半アディショナルタイム、右サイドからのクロスのこぼれ球をビジャールに豪快に叩き込まれ、同点に追い付かれる。

 さらに後半に入って51分、左サイドを崩され、再びビジャールの一撃で逆転されると、その3分後にも自陣ゴール前でのアティエンサの不用意なパスミスから失点。ハーフタイムを挟み、わずか10分あまりで立て続けに3ゴールを奪われた。

 61分に速攻で抜け出したプアドが決めて1点差に迫ったサラゴサは、その後もラージョを押し込むものの、同点ゴールが奪えない。逆に後半アディショナルタイムにダメ押し点を許して万事休した。

 2-4で敗れたサラゴサは、痛恨の3連敗となってしまった。香川は交代枠をひとつ残しているにもかかわらず、ビハインドを負う展開で屈辱の出番なし。いったい何が起きているのか……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
 

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