「やっと決められた…」C・ロナウド、約3年ぶりに直接FK弾! “史上初の得点記録”も達成!

2020年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

60年ぶりにクラブ記録に並ぶ

マドリー時代以来となる直接FKを決めたC・ロナウド。そのゴールに本人も安堵しているようだ。 (C) Getty Images

"待望のゴール"がようやく飛び出した。

 現地時間7月4日に行なわれたセリエA第30節で、トリノと対戦したユベントスは、4-1で地元とのライバルとのダービーを制した。

 この試合で千両役者ぶりを発揮したのが、C・ロナウドだ。1点をリードして迎えた60分に敵ゴール前で得たFKを直接決めて、貴重な追加点をゲットした。

 これが、ユベントス移籍後初となる直接FK弾。最後に決めたのは、マドリー時代の、2017年12月のグレミオとのクラブワールドカップ決勝だった。
 
 約3年ぶりに直接FKを決めたC・ロナウド本人は、試合後のインタビューで、「嬉しいね。でも、大事なのは誰がゴールにしたかにかかわらず勝つことさ」と気にしていない素振りを見せたが、マウリツィオ・サッリ監督は、「彼は『やっと決められた』と言っていたよ。とてもホッとしていたよ」と、大スターの素直な反応を明らかにしている。

 なお、このゴラッソで、今シーズンのセリエAでの得点を「25」としたC・ロナウドは、1960-61シーズンにオマール・シボリ(ユベントス)が残したクラブ最多記録に並んだ。さらにイングランド、スペイン、イタリアのトップリーグでシーズン25点を決めた史上初の選手にもなっている。

 35歳にして意気軒昂といった様子のC・ロナウド。現地時間7月7日に行なわれるミランとのビッグゲームで、60年ぶりにクラブ記録を更新できるかに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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