「監督の頭に銃口を向けた」北アイルランド代表FWが衝撃の泥酔エピソードを告白「みんなで飲んでて…」

2020年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

お抱えのガードマンと共に…

北アイルランド代表のエースであるラファーティーが、酔いの席でやらかしてしまった過去を告白した。 (C) Getty Images

 衝撃のエピソードが明かされた。

 現地時間7月3日、英紙『The Sun』によれば、北アイルランド代表FWのカイル・ラファーティーが、遡ること4年前にフランスで開催されたEURO2016後に代表指揮官に銃口を突き付けたというのだ。

 一体何があったのか――。ラファーティー本人が英サッカー専門メディア『Open Goal』のビデオインタビューで告白している。

 EURO初出場の北アイルランドが、決勝トーナメント進出を果たす大健闘を見せた本大会終了後に行なわれた祝勝会で、騒動が起きたという。10番を背負っていたエースは、こう証言した。

「決勝トーナメント1回戦のウェールズ戦の後、俺たちは開放的になっていた。そこでいつも一緒に行動していた3人のガードマンを含めて一緒に飲みに行くことにしたんだ。チームの全員でね。

 そして、飲み始めてからしばらくして、ガードマンたちとも打ち解けていた頃、彼らが『10分ぐらい待っててくれ。すぐに戻る』って言ってどっか行ったんだよ。俺らは新しいビールを買いに行ったんだろうと思っていた。そして、しばらくして彼らは、本物の銃を持ってきたんだ」
 
 さらにラファーティーは、「もちろん銃弾は装填されていないし、言っておくけど、彼らは良い奴らさ。それだけは誤解しないでほしい」と説明したうえで、話を続けた。

「少し酔っていた俺は銃を借りた。そしてナイトゴーグルも付けて、まるでランボーのように振る舞って監督の傍に行って、『おい、ボス。あんた、俺をウクライナ戦(グループリーグ第2節)から外したことを後悔してるか?』と、彼の頭に銃口を向けたんだよ」

 無礼講の席とはいえ、あまりに度が過ぎた行動である。ラファーティーも、「思い出すと少し恥ずかしい。大事な試合で外されたことを根に持っているのは、人間らしいと言えばらしいのかもしれないけど……。とにかくあれはやり過ぎた」と反省を口にした。

 一方の、北アイルランドのマイケル・オニール監督も行き過ぎたジョークを大目に見たようだ。自身が今年4月に退任するまで、その"事件"の後もラファーティーを招集し続けたのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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