仙台18歳ルーキーGKが完封デビュー!大抜擢の指揮官も絶賛「初めてJのピッチに立ったと思えない」

2020年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「率直にめちゃくちゃ嬉しいです」

Jデビューを果たした小畑が無失点勝利に貢献。(C) J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ2節]仙台1-0湘南/7月4日/BMWス

 18歳のルーキーがデビュー戦で完封ゲームを演じてみせた。

 敵地に乗り込んでの再開戦となった仙台は開始3分、ジャーメイン良のクロスがそのままネットを揺らし先制。その後は堅固なブロックで湘南の攻撃を跳ね返し、無失点勝利を収めた。

 仙台の今季初勝利となった完封劇に大きく貢献したのが、この日がJリーグ公式戦デビューとなった18歳のGK小畑裕馬だ。立ち上がりにCKの流れから松田天馬に強烈なシュートを撃ち込まれるも、これを冷静に跳ね返しリズムに乗る。

 その後も枠内シュートをきっちりと阻み続け、無失点勝利に貢献した。

 試合後、小畑は「率直にめちゃくちゃ嬉しいです」と初々しいコメント。「アップの時からすごい緊張感があったのですが、楽しみながらできた」とデビュー戦の勝利を喜んだ。

 また、試合は雨が降る中での悪コンディションとなったが、「チーム内でピッチ状況を共有しながらできた。最初にワンプレー目でああいう形(シュートストップのシーン)で出来たので、全体を通して落ち着いてできた」と90分を振り返った。

 抜擢した仙台の木山監督も「本当に初めてのJリーグの初戦のピッチに立ったとは思えないくらい落ち着いていたし、最初のグラウンダーのシュートをよく止めてくれた。足元のプレーも十分にやれることを見せてくれた」とデビュー戦に高い評価を与えていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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