久保建英が圧巻のプレーで孤軍奮闘も…アトレティコに3失点力負けのマジョルカは崖っぷちに

2020年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

10試合連続のスタメン出場

アトレティコ戦で存在感を放った久保。(C) Getty Images

 現地時間7月3日に開催されたラ・リーガ第34節で、久保建英が所属する18位のマジョルカが、3位の強豪アトレティコ・マドリーとのアウェーゲームに臨んだ。

 過密日程のなか、10試合連続の先発出場を飾った久保は、4-1-4-1の右サイドハーフに入った。

 立ち上がりから押し込まれる展開となったマジョルカだったが、久保が流れを取り戻そうと奮戦。右サイドで、ダブルタッチで敵をかわして勢いをつければ、右SBポソへ見事なスルーパスを通し、チャンスを作り出す。さらに、11分にはエリア外からグラウンダーのシュートを放つもGKオブラクの正面だった。

 23分のピンチは、ジョアン・フェリックスのシュートミスに助けられたマジョルカだが、その直後にCBセドラルがモラタを後ろから倒してPKを献上。モラタのPKを一度はGKレイナが防いだものの、キックの前にマジョルカの選手がボックス内に入ったとして蹴り直しに。今度はモラタに決められ、29分に先制を許す。

 41分にも久保が、敵左SBマヌ・サンチェス、コケを立て続けにかわして持ち込むも、3人目のCBヒメネスは抜き切れない。

 すると前半アディショナル5分、マルコス・ジョレンテの折り返しからモラタにゴールを許し、追加点を奪われる。
 
 2点を追うマジョルカは58分、右サイドからエリア内に切れ込んだ久保が、サンチェスをかわしてシュート。しかし、ヒメネスにブロックされる。久保を抑えられないアトレティコのシメオネ監督は、サンチェスに代えてロディを左SBに投入した。

 迎えた79分、アトレティコが勝負を決める3点目を決める。クリアボールをダイレクトで叩いたコケのシュートが、リフレクトしてゴールに吸い込まれた。

 フル出場した久保が文字通り孤軍奮闘したものの、試合はこのまま0-3で終了。残りは4試合、マジョルカは残留に向け後がなくなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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