「エンドウはクオリティーを証明した」遠藤航のドイツ1年目をシュツットガルトSDが絶賛!

2020年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1部で戦う準備はできている」

レンタル加入ながら主力として貢献した遠藤。(C)Getty Images

 ドイツ2部のシュツットガルトは、勝点58を積み上げて2位に入り、降格から1年での1部復帰を決めた

 1部昇格に小さくない貢献をしたのが、昨夏にベルギーのシント=トロイデン(STVV)からレンタルで加入した遠藤航だ。当初は出番をなかなか与えられなかったものの、11月のカールスルーエ戦で初先発を飾ると、以降は警告累積で出場停止となったサンドハウゼン戦以外はフル出場。いまや不可決なパーツとなった。
 

 そのシュツットガルトのスベン・ミスリンタットSDは、現地専門誌『kicker』のインタビューで、「1部で戦う準備はできている」と自信をみせ、「再び降格するような事態は心配はしていない。もちろん補強などは考えるが、今のチームは多くの可能性を秘めており、いいチームワークがある。ブンデスリーガで戦うのが楽しみだ」と語った。

 そして、遠藤についても言及している。

「我々がどうなるかを予測することは難しいだろう。若くて有望なチームだと期待されていることも知っている。今季は新加入選手もクオリティーが高かった。特に、ワタル・エンドウはそのクオリティーを証明したと胸を張って言えるよ」

 同誌によれば、そのミスリンタットSDが引っ張ってきた遠藤をクラブは高く評価し、買取オプションを行使して、新チームの主軸に据えようと考えているという。

 2020-21シーズンがいつ開始されるかは未定だが、遠藤本人もドイツ1部でのプレーに期待で胸を膨らませているに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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