「ずっと一緒に使いたかった」大迫勇也、残留をかけた大一番で先発予想。指揮官は“前線トリオ”の奮起に期待!

2020年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終節で入れ替え戦に滑り込んだブレーメン

奮起が期待される大迫(右)とラシツァ(中央)。左はダフィ・クラーセン。 (C)Getty Images

 大迫勇也が所属するブレーメンは現地時間7月2日、2部リーグを3位で終えたハイデンハイムと入れ替え戦プレーオフ第1レグに臨む。

 ブレーメンは最終節でケルンに快勝し(6-1)、ギリギリで自動降格圏から入れ替え戦に回る16位に浮上。勝たなければならない一戦で大迫は先発し、2ゴール・1アシストで勝利に貢献した。

 背番号8はホーム&アウェーで行なわれるハイデンハイム戦でも先発で予想されている。現地紙『Esslinger zeitung』は、「最終節にしてようやくともにプレーしたドイツ人FWニコラス・フュルクルク、ミロト・ラシツァ、そしてユウヤ・オオサコの3人は前線で先発するだろう。新たな嵐を巻き起こしたトリオは、監督フロリアン・コーフェルトの肝いりだ」と評した。

 また、コーフェルト監督はプレーオフ第1レグを控えた前日会見で、トリオについてこのように述べたという。

「時間との闘いだった。シーズン中ずっと、彼らを一緒に使いたかった。フュルクルクのようなダイナミックなストライカータイプのプレーヤーとスピードのあるラシツァ、そしてパスも出せるオオサコの3人が、我々のアタック面において非常に良い組み合わせなんだ。それはずっと分かっていた。だが、ここまで時間がかかってしまった。ようやく3人揃ったことに喜ばないはずがない」

 残留をかけたプレーオフでも活躍が望まれるトリオというわけだ。果たして、大迫は指揮官の期待に応えることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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