かつてセレソンのエースとして君臨した"悪童"の甘い結婚生活は、長続きしなかった。

　現地時間６月22日、元ブラジル代表FWのアドリアーノは、10日前に婚約を発表していた16歳年下の医学生であるビクトリア・モレイラさんとの離婚を発表した。

　現在38歳のアドリアーノは、16年５月に現役を退くまで、主にインテルやパルマなどでプレー。とくに５年間に渡って在籍したインテルでは、"皇帝"と恐れられた規格外のパフォーマンスで守備の名手たちを圧倒。セリエA４連覇にも大きく貢献した。

　一方で、アドリアーノは、夜遊びや乱闘騒動など、ピッチ外での荒んだ生活態度で、世間を賑わすことも少なくなく、サッカーフリークの間で印象深い選手となっている。
 

　そんな問題児は、今月11日に昨年末から交際を続けていたモレイラさんとの婚約をSNS上で発表。しばらくは仲睦まじい様子をアップしていたものの、22日には一転して自身が独身であるとし、インスタグラムにアップした全ての２ショット写真を削除している。

　元セレソン戦士の早すぎる離婚劇には、現地メディアも驚嘆。ブラジル・メディア『UOL』が、「まさに"特急"離婚だ」と綴れば、『Mais Goias』は、次のように紹介している。

「これまでもいくつもの物議を醸してきたスターが、再び騒動を起こした。そのあまりに速すぎるスピード破局は、世間の度肝を抜いた」

　過去に数えきれないほどの浮き名を流してきた名手アドリアーノ。そのスタイルは、現役引退後も変わっていないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部