Jリーグは今週末の６月27日・28日、J２リーグ第２節が開催され、約４か月ぶりの再開となる。Jリーグ公式サイトでは、今節に達成される可能性のある記録を発表している。

　個人記録での注目は、J２通算350試合まであと１試合に迫る福岡のMF鈴木惇だ。現在31歳の鈴木は福岡の下部組織出身で、2008年にトップチームに昇格。その後、東京Vや大分でのプレーも経験し、2018年に福岡に復帰した。昨季はシーズン通して主将の責務を担い、38試合に出場するなどコンスタントに記録を伸ばし続けている。

　福岡は28日に、昨季のリーグ戦で２戦連敗を喫している琉球と対戦する。中盤でパスを散らしてチームにリズムをもたらし、攻撃の起点にもなれる鈴木の活躍に期待したい。

　また、J２通算得点数では、東京VのMF小池純輝と松本のFW阪野豊史があと２得点、群馬のFW大前元紀があと３得点で通算50得点に到達する。試合展開によっては、次戦での達成もありえなくはない。

　そのほかチームの記録では、岡山が27日のホーム・山口戦で勝利すればJ２通算150勝を達成する。再開初戦で白星を挙げ、勢いに乗りたいところだ。
 
　J２達成間近の記録は以下の通り。
 

【個人記録】
●J２通算出場
鈴木 惇（福岡）／通算350試合まであと１試合
アラン・ピニェイロ（千葉）／通算150試合まであと１試合
田中パウロ淳一（山口）／通算150試合まであと１試合
田向泰輝（徳島）／通算150試合まであと１試合
前野貴徳（愛媛）／通算150試合まであと１試合
高井和馬（山口）／通算100試合まであと１試合
榊 翔太（栃木）／通算50試合まであと１試合
 
●J２通算得点
小池純輝（東京V）／通算50得点まであと２得点
阪野豊史（松本）／通算50得点まであと２得点
大前元紀（群馬）／通算50得点まであと３得点
 
【チーム記録】
●J２通算勝利
ファジアーノ岡山／通算150勝まであと１勝
 
●J２通算得点
モンテディオ山形／通算900得点まであと１得点
京都サンガF.C.／通算800得点まであと２得点
 
●J２アウェー通算得点
ギラヴァンツ北九州／通算150得点まであと３得点
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部