現地時間６月17日、欧州サッカー連盟（UEFA）は今シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）の決勝トーナメントについて、フォーマットと開催地を変更して８月に集中開催すると発表した。

　新型コロナウイルスの影響により、３月から中断していた今シーズンのCLは、ラウンド・オブ16の第２レグのマンチェスター・シティvsレアル・マドリー（第１レグのスコア2-1）、ユベントスvsリヨン（第１レグのスコア0-1）、バルセロナvsナポリ（第１レグのスコア1-1）、バイエルンvsチェルシー（第１レグスコア3-0）が延期となっていた。

　UEFAはまずラウンド・オブ16の残った４カードを８月７日と８月８日で消化すると発表（開催地は未定）。そのうえで、ベスト８以降の試合に関しては、全て１試合制のレギュレーションに変更することを決定。８月12～15日に準々決勝、18～19日の２日間で準決勝を行うとした。

　さらに、この間に使用するスタジアムは、ポルトガルのリスボンにあるエスタディオ・ダ・ルスとエスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデの２か所での集中開催とするという異例の発表もしている。
 

　そして、当初はトルコのイスタンブールで開催予定だった決勝については、８月23日にエスタディオ・ダ・ルスに変更されることとなった。

　また、決勝トーナメント２回戦の第１レグの一部試合を残して中断に入ったヨーロッパリーグも、レギュレーションを変更しての再開が決定。８月10日から21日までにドイツの４か所で行なわれ、決勝は８月21日に開催予定となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部