「バルサの鼻先に噛みついた!」「巨大な才能」マジョルカ久保建英をフランス老舗誌が大絶賛!

2020年06月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「近未来に明るい展望を抱かせるプレーヤーだ」

バルサ戦で孤軍奮闘した久保。欧州各国メディアが賛辞を寄せた。(C)Getty Images

"タケ・クボ"への賛辞がやまない。

 いよいよ3か月ぶりに再開したラ・リーガ。土曜日には大注目のマジョルカ対バルセロナの一戦が行なわれ、アウェーチームが4-0の快勝を収めた。

 その試合であらためて声価を高めたのが、マジョルカの日本代表MF久保建英である。スペインの地元メディアは、大敗にあっても孤軍奮闘した久保をこぞって称賛し、全国紙『AS』は1ゴール・2アシストと気を吐いたリオネル・メッシと同じ「2」の高採点を付けた。

 バルサ相手と注目度が高い大一番だっただけに、スペイン以外のメディアにも衝撃を与えたようだ。フランスの老舗専門誌である『France Football』はゲームサマリーのなかで日本の若き至宝を激賞。「タケ・クボは勝者。マジョルカの危険度ナンバー1だった」と持ち上げ、次のように評している。

「バルサに対してささやかながら、確かな抵抗を見せたのはクボだけだった。バルサのカンテラで才能を育まれたがプロとして舞い戻ることができず、昨年夏にレアル・マドリーに入団。その洗練された左足を随所で披露し、バルサに後悔の念を抱かせてきた。昨日の試合(バルサ戦)ではまさにその巨大な才能を誇示して唯一の脅威となり、独特のボールタッチと広い視野で、創造性あふれるプレーを連発。4度のシュート機会で、バルサの鼻先に噛みついたのである。近未来に明るい展望を抱かせるプレーヤーだ」

 
 文字通りのベタ褒めだが、久保自身は完敗を喫した現実を苦々しく感じているだろう。これでマジョルカは20チーム中18位と順位は変わらず、依然として降格圏を彷徨う。息つく間もなく火曜日に開催されるビジャレルア戦では、ゴールにつながる結果を叩き出したうえで、チームを勝利に導きたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保建英が自慢のテクニックで孤軍奮闘!バルサ戦のハイライトはこちら!

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