フランクフルトがリーグ戦連敗回避! 鎌田大地がDF3人抜きで勝ち越し点をお膳立て

2020年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

長谷部、鎌田ともにフル出場

勝ち越し点のお膳立てをした鎌田。(C)Getty Images

 現地時間6月13日、ブンデスリーガ第31節が行なわれた。

 11位のフランクフルトは好調ヘルタ・ベルリンとのアウェー戦に臨んだ。長谷部誠は3バック中央、鎌田大地は2トップの1角でともに先発している。

 試合は24分にヘルタFWクシュシュトフ・ピョンテクに先制点を許すが、29分には鎌田を起点にパス・ドストが、41分にはコスティッチがそれぞれ絶好機を創出。42分には鎌田とコスティッチのコンビで崩し、GKと1対1になる場面を迎えたが、シュートまで持ち込めず。

 41分にはカウンターから鎌田がドストへ絶妙なスルーパスを通してお膳立て。しかしヘルタDFのデリック・ボヤタがドストを倒したプレーで一発レッドとなり、数的有利な状況となる。

 1点を追う展開で迎えた後半、ルーカス・トッロに代えてアンドレ・シウバを投入。攻撃の枚数が増えたフランクフルトが勢いにのり、51分に足でけり込み、1-1とする。

 そして62分、長谷部を起点にしたビルドアップから、鎌田がボールを受けると、ドリブルで切り込む。落ち着いてボックス内でDF3人を抜きにかかり、最後はゴール前に走り込んでいたアンドレ・シウバにマイナスのパス。これをダイレクトヒールで流し込み、勝ち越しに成功する。

 68分にはエバン・エヌディカ、86分にはシウバこの日2点目を挙げ、スコアは1-4に。その後も何度か好機を迎えるが、得点には結びつかない。守備は長谷部を中心に落ち着いて対処し、大きなピンチにはならずに終わっている。

 勝点3を得たフランクフルトは暫定で9位に浮上。次節はホームでシャルケと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事