C・ロナウドがPK失敗もユベントスが2年ぶりのコッパ・イタリア決勝進出!ミランはレビッチの一発退場が響く…

2020年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミランは開始16分で数的不利に

C・ロナウド(左)のPK失敗があったものの、ユベントスが決勝進出を果たした。(C) Getty Images

 現地時間6月12日、イタリアのシーズン再開マッチとなるコッパ・イタリア準決勝の第2レグ、ユベントス対ミランが開催された。

 ホームでの第1レグを1-1で終えたユベントスは、開始16分に敵のハンドでPKを得るも、クリスチアーノ・ロナウドがポストに当て、まさかの失敗。ビッグチャンスを逃す。

 しかし、その直後に故障のイブラヒモビッチに代わって最前線に入ったレビッチが、ダニーロへの危険なプレーで一発退場。1ゴールが必ず必要な状況で、ミランがいきなり窮地に追い込まれる。

 その後はユーベが完全にボールを試合するものの、試合勘のせいか最後の局面での精度を欠き、なかなか決定機を作り出せない。前半はシュート数13対1と圧倒しながらも、ダニーロのクロスにマテュイディが合わせた30分のチャンスなど、枠内シュートは3本のみだった。
 
 後半に入っても攻めあぐむユーベのサッリ監督は62分に、3枚代えを敢行。ピャニッチ、マテュイディ、D・コスタに代えて、ケディラ、ラビオ、ベルナルデスキを投入するが、その後もミランの守備を崩せない。

 80分のディバラのシュートがGKドンナルンマに防がれるなど、結局最後までゴールを割れなかったユーベ。試合はスコアレスドローとなったが、2試合トータル1-1、第1レグで挙げたアウェーゴールがモノを言い、2年ぶりのファイナル進出を果たした。現地時間13日に開催されるナポリ対インテル(第1レグは1-0でアウェーのナポリが勝利)の勝者と17日の決勝で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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