「監督の娘と寝たんだろって…」元マンU戦士がモイーズの愛娘との大スキャンダルの“真実”を語る

2020年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

繁華街でのスキャンダルが絶えず…

ユナイテッドを牽引する存在として期待されたザハ(右)だったが、モイーズ(左)の指揮下では満足にプレーができなかった。 (C) Getty Images

 幾多の名プレーヤーたちが歴史を彩ってきたマンチェスター・ユナイテッド。彼らスターの名前を挙げれば、枚挙に暇がない。

 その一方で、ファンやチームに活躍を期待されながら、クラブの水に馴染めずに退団を強いられた選手もいる。2013年の夏にクリスタル・パレスから鳴り物入りで入団したウィルフリード・ザハもその一人だろう。

 当時19歳ながら、クリスタル・パレスの絶対的レギュラーだったザハは、名将アレックス・ファーガソンの勧誘を受けてユナイテッドへ移籍するも、加入1年目は満足のいく機会を得られず……。指揮官がデイビット・モイーズに変わった2年目以降もチャンスを与えられずに、結局公式戦には3試合しか出場しないまま、わずか2年でクラブを追われ、クリスタル・パレスに舞い戻っている。

 ユナイテッド時代にザハが必要とされなかった理由として挙げられるのが、ピッチ外での奔放な振る舞いだ。若気の至りとも言えるのかもしれないが、当時のコートジボワール代表FWは繁華街でパパラッチに追われることも少なくなかったのだ。

 そのなかでも「一大スキャンダル」と言われているのが、指揮官であるモイーズの愛娘にちょっかいを出してしまった一件だろう。
 
「ユナイテッドの選手が監督の娘と一夜を共にする」という衝撃の見出しが英紙『The Sun』をはじめとする大衆紙の紙面を飾り、SNSなどでスクープ写真が漏洩したのだ。その関係性が退団の直接的な原因ではないにしろ、モイーズがザハの起こしたスキャンダルに激怒したことは想像に難くない。

 自身の振る舞いに問題はあったにせよ、災難続きだったユナイテッド時代をザハ本人は、どう思っているのか。現地時間6月9日、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドのYou Tubeチャンネル『The Locker Room』で本音を漏らした。

「クラブの誰も何も教えてくれなかったんだ。だから何をすべきか分からなかったというのが、本当のところだ。雑音があまりに増えてきて、一回だけツイッターで『馬鹿げてる』ってつぶやいたことがある。その時は、クラブの広報から、『そんなことすべきじゃない』ってメッセージがきたのを覚えているよ」

 それでも「ユナイテッドでのキャリアが自分を強くしたのは事実だから後悔はない」と断言するザハ。現在27歳となったウイングは、最後にファーディナンドからモイーズの娘との関係を問われ、こう言い残している。

「馬鹿げた噂だよ(笑)。みんなが僕に『監督の娘と寝たんだろ』って言ってきたけど、僕は今でも一人でいるよ。僕はモイーズの娘さんに会ったことなんて一度もないのにね。監督だって一度もその話をしていないのに、面白いよ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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