「モイーズが彼を殺した」「売る必要なんてなかった」マンU公式が投稿した香川真司の“歴史的チップ弾”に再脚光!

2020年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「カガワを忘れない」と懐かしむ声が続々

ハットトリックを達成し、喜びを表現する香川。(C) Getty Images

 6月9日、マンチェスター・ユナイテッドの公式インスタグラムが、7年前の香川真司のゴールをリバイバルした。

「#Goal Of The Day A-Z」シリーズの「K」としてアップしたのは、12年夏にドルトムントからユナイテッドへ加入した日本代表MFが、プレミアリーグのデビューシーズンに決めた歴史的ゴールだ。

 2013年3月2日、プレミアリーグ第28節のノーリッジ戦だった。前半アディショナルタイムにこぼれ球に反応して先制点、76分にウェイン・ルーニーのパスを冷静に流し込んで追加点を奪っていた香川が、さらに終了間際の87分に魅せる。
 
 パスをさばいた後、敵ゴール前に駆け上がると、再びルーニーからラストパスを受ける。ファーストタッチで一気に抜け出ると、飛び出してきたGKマーク・バンを嘲笑うかのように、右足でチップキック。芸術的なシュートがゴールに吸い込まれた。

 この得点で、プレミアリーグでアジア人初となるハットトリックを達成。見事にその名を歴史に刻んで見せたのだった。

 このメモリアルな得点のリバイバルに、たった2年でクラブを去ったサムライ戦士を懐かしむ声が数多く寄せられている。

「驚きのゴールだ」
「美しい!」
「売る必要なんてなかった」
「モイーズが彼の才能を殺した」
「カガワが恋しい」
「モイーズが彼のユナイテッドでの未来を壊したんだ」
「私のお気に入りのゴールのひとつ」
「彼のフィニッシュは疑いの余地がなかった」
「カガワを忘れない」

 目立ったのが、このシーズン終了後に名将サー・アレックス・ファーガソン監督からバトンを受けたデイビッド・モイーズ監督が、香川の才能を活かせなかったという意見。この日本代表MFの獲得を望んだファーガソンの政権がもう少し続いていれば、プレミアでのキャリアはまた違ったものになっていたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「驚きのゴールだ!」香川真司がアジア人でプレミア初のハットトリックを達成した"歴史的チップ弾"はこちら

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