絶好機を逸した大迫に…
開幕直後は好調だった大迫だが、シーズンが進むにつれ…。(C)Getty Images
現地時間5月30日に開催されたブンデスリーガ第29節、17位のブレーメンは9位のシャルケとアウェーで対戦し、1-0で勝利。2試合ぶりの白星を挙げている。
大迫勇也はこの試合で後半開始からピッチに登場。トップ下で奮闘したが、攻撃面での見せ場を作ることはできなかった。88分にはGKと1対1になる絶好機を迎えるが、味方にパスを選択。シュートをせずに得点にも繋がらず、直後に交代を命じられている。
現地メディア『buten und binnen』は「オオサコにとって奇妙な午後だった」と評し、「試合の半分もプレーすることなく、それでいて複数のシーンで注目を集めた。それをモノにできなかった」と綴っている。
大迫勇也はこの試合で後半開始からピッチに登場。トップ下で奮闘したが、攻撃面での見せ場を作ることはできなかった。88分にはGKと1対1になる絶好機を迎えるが、味方にパスを選択。シュートをせずに得点にも繋がらず、直後に交代を命じられている。
現地メディア『buten und binnen』は「オオサコにとって奇妙な午後だった」と評し、「試合の半分もプレーすることなく、それでいて複数のシーンで注目を集めた。それをモノにできなかった」と綴っている。
まず取り上げられたのは、51分のシーンだ。大迫はシャルケMFのウェストン・マッケニーと交錯し、頭部に肘打ちを食らっている。これについて審判からはお咎めなしだったが、伊衛星放送『Sky』で元ドイツ代表ディトマ・ハマン氏が「少なくともこの場面ではイエローを提示するべきだった。酷いシーンだ」と酷評されている。また、78分にボックス内で競り合い、倒されたシーンも審判はスルーし、「突き放すチャンスをロストした」としている。
一方、大迫自身のハイライトには、絶好機を逸した場面が挙げられた。「最高の決定機を逃し、その後交代。ユウヤ・オオサコの奇妙な午後を締めくくるにふさわしいラストシーンだった」と評している。
ちなみに、ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は試合後に背番号8についてこのように語った。
「ユウヤは確かに、交代でゴールを決められずにイライラしている。それは怒りとは違う。次へのモチベーションになる。水曜日の試合へのね。我々には、そのメンタリティーが必要だ」
ブレーメンは次節、現地6月3日に行なわれる第30節で、鎌田大地と長谷部誠を擁するフランクフルトと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部