５月30日に40回目の誕生日を迎えたのが、リバプールのレジェンド、スティーブン・ジェラードだ。

　現在はスコットランドの名門レンジャーズを指揮する元イングランド代表MFは、後輩たちから心のこもったプレゼントを贈られたようだ。

　同日、リバプールの公式ツイッターが投稿したのは、この英雄へ捧げる一本の動画だ。トレーニングの後だろうか。ユルゲン・クロップ監督以下、選手、スタッフがソーシャルディスタンスを保ちながら集合。世界各国の言葉でお馴染みのバースデーソングを歌う"サプライズ"が収められている。
 

　ドイツ人指揮官の掛け声で、ドイツ語、英語、ポルトガル語――といった具合に在籍する選手たちが話す言語で順々に「ハッピーバースデー、トゥー、ユー」の歌を披露。「ジャパン」と声が飛ぶと、南野拓実が「誕生日、おめでとう。誕生日、おめでとう」と一人で歌い出し、見よう見まねか、声を重ねている選手もいるようだ。

　これには、ジェラード本人も感激した様子だ。自身のインスタグラムにこの動画をアップし、「ワォ、ありがとう！リバプールは何てクラブなんだ」とコメントを寄せている。

　偉大な先達へ敬意を表わすとともに、チームの結束力も見せつけたリバプール。プレミアリーグ再開に向けて、いい雰囲気でトレーニングができているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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