「間違った決断」「何もしなかった」絶好機にパス選択で“屈辱交代”の大迫勇也に現地メディアが辛辣評価!

2020年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

88分に追加点のチャンスを迎えたが…

守備では奮闘した大迫だったが、攻撃では見せ場を作れなかった。(C)Getty Images

 現地時間5月30日に開催されたブンデスリーガ第29節で、17位のブレーメンは9位のシャルケとアウェーで対戦。32分にレオナルド・ビッテンコートが鮮やかな左足のシュートで奪った1点を守り切り、2試合ぶりの勝利を飾った。

 この試合で、そのビッテンコートに代わって、後半頭からピッチに立ったのが大迫勇也だ。トップ下に入った日本代表FWは、アグレッシブな守備では貢献したものの、厳しいチャージを受けるなど、攻撃面では見せ場を作れず。

 88分にはGKと1対1となるビッグチャンスを迎えながら、シュートを打たずにパスを選択。この絶好機を逃した後に、まさかの交代を強いられた。

 屈辱的とも言える途中出場・途中交代の大迫に、現地メディアも厳しい評価を下している。
 
 ブレーメン専門サイト『Deichstube』は、マッチレポートの中で、「今日の日本人はうまくいっていない。彼のボールの受け方はブンデスリーガで戦う準備ができていない」と酷評。逸機の場面についても、厳しい指摘をしている。

「大迫は間違った決断をした。GKと1対1になったが、自分でトライしようとしなかった。そのパスもダフィ・クラーセンがまったく追い付けないものだった。試合を終わらせるチャンスだったのに、何もしなかった」

 ブレーメンは現地6月3日に開催される第30節で、鎌田大地と長谷部誠を擁するフランクフルトと対戦する。2戦連発と波に乗っている後輩・鎌田の前で、日本のエースが意地を見せられるか。要注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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