「クラブ史上1000番目のアウェーゴール」
勝利を引き寄せる2試合連続ゴールを決めた鎌田。(C)Getty Images
現地時間5月30日、ブンデスリーガの第29節が行なわれた。長谷部誠、鎌田大地が先発したフランクフルトは、アウェーでヴォルフスブルクと対戦し、2-1で勝利。リーグ戦では7試合ぶりの白星を手にした。
この一戦で劇的な決勝点を挙げたのが、前節フライブルク戦でブンデスリーガ初ゴールを決めた鎌田だ。
アンドレ・シウバのPKで先制したものの、後半早々に追いつかれ、その後は劣勢になりながらも1-1で迎えた85分だった。途中出場のパス・ドストがエリア内でヘッドで落としたボールに、エリア外から猛然と走り込んだ鎌田が、左足でゴールに流し込んだのだ。
試合はこのまま終了。2試合連続ゴールで勝点3奪取の立役者となった背番号15の活躍を、ブンデスリーガ公式は「日本人選手が勝利を呼び込んだ」と称えた。
この一戦で劇的な決勝点を挙げたのが、前節フライブルク戦でブンデスリーガ初ゴールを決めた鎌田だ。
アンドレ・シウバのPKで先制したものの、後半早々に追いつかれ、その後は劣勢になりながらも1-1で迎えた85分だった。途中出場のパス・ドストがエリア内でヘッドで落としたボールに、エリア外から猛然と走り込んだ鎌田が、左足でゴールに流し込んだのだ。
試合はこのまま終了。2試合連続ゴールで勝点3奪取の立役者となった背番号15の活躍を、ブンデスリーガ公式は「日本人選手が勝利を呼び込んだ」と称えた。
「まさに勝利を呼び込む得点となった。このカマダのゴールは彼にとって今季2点目で、フランクフルトが後半15分以降に決めたゴールとしては17点目となった。また、このゴールは、フランクフルトのブンデスリーガ史上において、1000点目となるメモリアルな得点となっている」
また、米スポーツチャンネル『ESPN』は「誰もが引き分けに終わるかと思った試合で、カマダが目の覚めるようなゴールを決めて、勝利をもたらした」と絶賛。ドイツ専門誌『kicker』は「カマダとシウバがフランクフルトの負の連鎖に終止符を打つ!」と称え、「劣勢でくじけそうになったチームをゴールで鼓舞した」とこの試合におけるキーマンだったと評している。
これで今シーズンの公式戦10点目となり、二桁に乗せた鎌田。もはやチームの得点源のひとりとなっている。
フランクフルトは次節、6月3日にアウェーで大迫勇也を擁するブレーメンと対戦する。日本代表のアタッカー同士の戦いで、23歳の若武者は3試合連続ゴールを奪えるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部