「なぜかよく蹴られた」南アフリカの“英雄”が元同僚イブラと逸話を告白!「火事で逃げようとしたら…」

2020年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「俺のスーツケースも持って行け!」

ピーナール(前列左から3人目)が明かしたのが、イブラヒモビッチ(その後方)とのエピソードだ。(C) Getty Images

 エバートンなどで活躍した南アフリカの"英雄"スティーブン・ピーナールが、アヤックス時代のチームメイト、ズラタン・イブラヒモビッチ(現ミラン)についてのエピソードを明かしている。

 米メディア『The Athletic』に語った内容を5月27日付けのスペイン紙『Marca』が報じたところによれば、ピーナールは同世代のイブラに「よく蹴られていた」という。

「彼と(ラファエル・)ファン・デルファールトとよく部屋が一緒になったんだけど、ズラタンと僕のベッドが近くてスペースがあまりなかったんだ。なぜか彼は時々蹴ってきた。理由は分からないよ」

 そのファン・デルファールトとはソリが合わなかったことで知られるイブラだが、この元南アフリカ代表MFとの関係は良好だったようだ。

「(蹴られた)理由はわからないけど、いい奴だったよ。一緒にプレーして、いい時間を過ごした」
 
 また、泊っているホテルで火事が起きたこともあったという。その際の元スウェーデン代表FWとのやり取りについても話している。

「午前1時にチームドクターが僕らを叩き起こし、『(部屋の側に泊っていた)バスが燃えている!』と言ったんだ。僕は自分のスーツケースを持って部屋を出ようとした。そしたら、ズラタンが僕を止めてこう言ったんだ。『行くな、俺のスーツケースも持って行け!』とね」

 2018年3月に現役を引退したピーナール。同じ38歳でセリエAというトップレベルのリーグで存在感を発揮している盟友の姿をどう見ているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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