フランクフルト鎌田大地が待望のブンデス初ゴール! 長谷部誠も先発した再開後初のホームマッチの結末は…

2020年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

両軍3点ずつを奪い合うドロー

先発した鎌田。1点目の起点となった。 (C)Getty Images

 現地時間5月26日、ブンデスリーガの第28節が行なわれた。長谷部誠、鎌田大地が先発したフランクフルトは、フライブルクをホームに迎えた。

 ホームチームは前節のバイエルン戦で5失点を喫して敗れた。そのためか、先発フォーメーションを4バックから3-4-3に変更。長谷部が最終ラインに入り、鎌田は2列目中央で先発した。

 試合は両チームともにアグレッシブな姿勢で臨み、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となる。

 ホームチームは前線の鎌田、ドスト、シウバの3枚が起点を作ってチャンスを伺う。21分にはコスティッチ、ローデが絡んで前線でドストが絶好機を得るが、放ったシュートはゴール左に切れた。

 お互いにチャンスらしいチャンスを作ることができずに迎えた28分、グリフォに先制を許すが、35分、左サイドに開いた鎌田がエリア内にカットインし、チャンスを創出。DFを振り切ってシュートはGKに弾かれたが、こぼれたところをシウバが押し込み、1-1とする。

 1-1で前半を折り返すと、ホームチームは中盤のトゥラに代えてコーアを投入。46分に鎌田のスルーパスからシウバが抜け出して決定機を作るが、シュートは枠外左に切れる。

 54分にはローデのスルーパスを受けたフリーの鎌田がゴール前でシュートチャンスを得たるが、GKに弾かれる。セカンドを拾うもこれは打ち切れず、追加点のチャンスを失った。

 その後はフランクフルトが主導権を握るが好機を活かせず、68分にはセットプレーから失点してリードを許すと、2分後にも失点を喫し、1-3と突き放されてしまう。

 だが、79分に待望の追加点が生まれる。エリア内でボールを受けた鎌田は、一度は奪われるも細かな動きでDFの隙をついて足を伸ばしてボールを奪い、ネットを揺らす。さらに82分、長谷部とコスティッチの連携から、途中出場のチャンドラーが1点を加える。

 終盤に追いついたことでチームに勢いが生まれ、果敢に攻勢をかけ続けたが、反撃はここまで。再開して初のホームゲームは3-3のドローで終了。鎌田がブンデスリーガ初ゴールを奪った一戦で、勝利を収めることはできなかった。

 フランクフルトは連敗は止めたものの暫定で14位に沈んでいる。次節は5月29日、アウェーでヴォルフスブルクと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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