ヴィッセル神戸が“コロナ禍”で中止されたイベントなどに助け船。ノエスタを無料で貸し出す「想い出プロジェクト」を発表!

2020年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

5月25日から練習を再開

スタジアムの無料貸し出しを提案したヴィッセル神戸。写真:徳原隆元

 ヴィッセル神戸は5月26日、クラブの公式ホームページでホームスタジアムとして利用しているノエビアスタジアム神戸(ノエスタ)を無料で貸し出すという「ノエスタ想い出プロジェクト」を発表した。

 神戸はその経緯を、次のように説明している。

「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、様々な式典、スポーツやイベント、行事が中止となりました。それに伴い、素敵な想い出をつくることができなかった方が多数いらしたかと思います。そこで、ヴィッセル神戸として皆様に何かできることはないかと考え、明るい未来に向けた想い出づくりに取り組むことといたしました」

 ホームページでは、例として「部活がなくなったので、仲間とトレーニングがしたい!」「一度も顔合わせが出来なかったので、新人研修を行いたい!」「ライバル校と試合がしたかった!大会に出たかった!」「出席できなかった入学式をノエスタのピッチで開催したい!」などが紹介されている。
 
 5月26日から6月30日の23時59分までを受付期間として、ノエスタで行いたいイベントを一般公募にて募集。本年中に実現させるべく支援するという。

 この一報を伝えたクラブのSNSには、「これってノエスタのグラウンドで同窓会サッカーしたりできるんですか?」「ピッチのど真ん中で寝っ転がってみたい…」などの声も寄せられている。

 緊急事態宣言の解除を受け、25日から練習を再開した神戸。ピッチでの活躍も期待されるが、まずは"ピッチ外"で地域貢献を果たそうとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】ヴィッセル神戸の歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
 

次ページ神戸が発表した「ノエスタ想い出プロジェクト」の詳細はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事