「いずれ中心選手になる」冨安健洋らボローニャの若手を伊紙が特集!EL出場権獲得のキーマンに指名

2020年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

6位のナポリとは5ポイント差

リーグ再開に向けて準備を進めている冨安。 (C)Getty Images

 イタリアのセリエAは、6月中旬のリーグ再開を目指し、各クラブでもトレーニングが始まっている。ボローニャに所属する冨安健洋も、現地時間5月25日の練習に参加したようだ。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が報じている。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督が率いるチームは、リーグ中断前まで10位と健闘(9勝7分け10敗の勝点34)。同紙は「来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)の出場圏内である6位を狙えるチャンスを秘めている」と解説している(コッパ・イタリアの結果次第では7位までEL出場の可能性がある)。

 現在6位のナポリとは5ポイント差、7位のミランとは2ポイント差となっている。この差を縮めるに当たっては、「トミヤスやムサ・バロウ、リッカルド・オルソリーニら才能に恵まれた若手たちが突撃するだろう」と綴っている。

「ボローニャがEL出場の夢を追うためには、総戦力で挑まなければならない。特に若手の貢献は必須だ。23歳以下の恵まれた若者たちである、トミヤス、バロウ、オルソリーニのほか、ニコラス・ドミングス、イエルディ・スバンベルク、イェルディ・シャウテン、アンドレアス・スコフ・オルセンの7人は、数年後のチームの中心選手になる運命にある。すでに第一線の選手であるオルソリーニ以外も、恵まれた能力を活かし、限られた時間で進化を続けることだろう。チームのためには、そうでなければならない」

 セリエAが無事に再開された場合、残りは12試合。冨安ら若手に寄せられている期待は大きい。ボローニャはEL出場の切符を掴むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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