【イベントレポート】ファンと触れ合い浦和レッズが今季の巻き返しを誓う

2015年02月01日 週刊サッカーダイジェスト編集部

今季こそタイトルを!! 詰めかけたファンに誓った選手、監督。

大いに賑わった浦和駒場スタジアム。 (C) SOCCER DIGEST

 浦和レッズが1日、ファン感謝イベント『REDS Festa 2015』を行ない、ファンと触れ合った。
 
 午前の部ではスタジアム内外に様々なブースが設置され、ファンショップやハートフルサッカー(小学生向けのサッカー教室)などでトップ、レディースの選手たちがファンと交流。新加入選手の加賀、石原、武藤、ズラタン、高木、橋本はサイン会を行なった。
 
 DJブース(トークイベント)では、槙野、柏木、そしてレディースの吉田監督による、2007年U-20W杯の師弟トリオが実現した。
 
 槙野、柏木が"ヤッコさん"(吉田監督)をイジると、吉田監督は「このふたりは全然言うことを聞かなかった。(両選手の良いところは)ひとつもない」と冗談交じりで"口撃"し返すなど、和気あいあいとしたやりとりが展開された。
 
 午後の部ではレディースの山郷、堂園の引退セレモニーや渕田社長の挨拶の後、下部組織を含めたレッズファミリーが紹介された。
 
 トップチームの紹介の後に挨拶をしたペトロヴィッチ監督は、まず「この場に立つのは4度目だが、昨季の結果をもってここに立つことは簡単ではない」と語った。
 
 しかし、続けて「この3年間でタイトルを獲ることはできなかったが、成長が見られる3年間ではあったと思う。今季も全力で戦うので、我々がタイトルを獲れるように今年も精一杯の声援を期待しています」と、今季での巻き返しを誓った。
 
 その後には、「バトルde紅白」と題したチーム対抗戦が和やかな雰囲気のなかで行なわれ、赤組のキャプテンを務めた新加入の武藤は、白組のキャプテン森脇に負けじと明るいキャラクターで場を盛り上げた。
 
 そして最後には、選手を代表して柏木が挨拶。来場を感謝した後、「僕がレッズに来て、6年目になります。良い結果を残せないシーズンばかりで悔しい思いもありますし、皆さんにもしんどい思いさせたこともあったなと思います」と、ここまでのノンタイトルを詫びた。
 
 その後、「タイトルを獲れていない悔しさをもって、目の前の試合を勝ちながら、一つひとつの試合でみんなと喜び合えるよう、今年1年、頑張っていきたいと思います」と意気込みを語り、今年のレッズフェスタを締めた。
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