「実を言うと…」元スペイン代表の名守護神カシージャスが39歳に! イニエスタ、ベッカムらが祝福

2020年05月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

世界のレジェンドからも祝福

1年前に心臓発作で倒れたカシージャスが39回目の誕生日を迎えた。 (C)Getty Images

 5月20日、元スペイン代表GKイケル・カシージャスが39歳の誕生日を迎えた。

 レアル・マドリーの下部組織で育った名手は、トップチームで長らく正守護神を務め、通算724試合に出場。2015年にポルトに移籍するまで、クラブの象徴であり続けた。

 2019年5月には心臓発作で緊急搬送されたが、幸いにも一命をとりとめた。11月にはポルトに復帰したが、今年2月にスペイン・サッカー協会(RFTF)の会長選挙への立候補を表明し、現役生活に終止符を打った。

 病に倒れてから約1年というタイミング迎えた誕生日に、カシージャスは8歳の時の写真をインスタグラムに投稿。次のように語っている。

「8歳のとき、スーパーマンはこの世に存在し、スパイダーマンがニューヨークの高層ビルにクモの巣を投げていると思っていた。学校に行きたくて、ほかのことはどうでもよくなっていた」
 

 名守護神はこう続けている。

「今日は39歳の誕生日。当時よりも31歳も年上になった。こう書くと簡単だが、畏怖の念も抱く。きっと恒例のように明日、14時45分に母親が電話がかけてくるだろう。実というと、1年以上前から日にちが変わっているようだ。でも母というのはそういうものだ。少なくとも、5月は私の月であることは間違いないのだから!」

 マドリーやスペイン代表の元チームメイトからも、続々と祝福の言葉が寄せられている。デイビッド・ベッカム、ルイス・フィーゴ、セルヒオ・ラモス、アンドレス・イニエスタ、セスク・ファブレガス、カルレス・プジョールらだ。

 また、ファンからは「どうかお大事に」、「長生きして」、「本当におめでとう」、「あなたは永遠に我々のレジェンド」といったコメントが集まった。第二の人生を歩み始めたレジェンドも勇気づけられたことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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