20歳のハベルツが頭で2発! 降格圏のブレーメン、レバークーゼンにホームで完敗。大迫勇也の出番は?

2020年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハベルツの2発を含む4失点

リーグ再開マッチで2ゴールを決めたハベルツ(中央)。 (C)Getty Images

 現地時間5月18日、再開したブンデスリーガの第26節の残り1試合、ブレーメン対レバークーゼンが行なわれた。

 降格圏17位に沈むブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也はベンチスタート。新型コロナウイルスの影響で厳戒態勢のもと、観客の居ないホームスタジアムで試合開始のホイッスルが鳴った。

 一進一退の攻防が続く中、均衡を破ったのはアウェーチームだった。28分、右サイドを突破したムサ・ディアビからのクロスに、カイ・ハベルツが頭で合わせて先制。今季7ゴール目を奪われてしまう。

 嫌な流れになるかと思われた30分、CKからテオドール・ゲブラ・セラシェが頭で合わせてブレーメンが1点を返し、試合を振り出しに戻すことに成功。

 だが、33分にはFKからハベルツが再び頭で押し込み、1-2と突き放されてしまう。

 前半をリードされて折り返したホームチームは、後半開始早々から積極的に仕掛ける。いい流れから絶好機を迎えるもものにできず、61分にレバークーゼンのミッチェル・ヴァイザーに3点目を奪われてしまう。

 追いつきたいブレーメンはマキシミリアン・エッゲシュタインらが絶好機を迎えるも得点を奪えず。勢いに乗るレバークーゼンの攻勢に防戦一方の展開が続いた。

 78分にも追加点を奪われると、スコアは1-4に。大迫は5人目の交代選手として85分に投入され、2列目中央寄りの右でプレーしたが、得点を生む仕事はできなかった。

 そのまま試合は終了。ブレーメンはホームでのリーグ再開を勝利で飾れず、勝点3を得たレバークーゼンは3位のRBライプツィヒに1ポイント差と迫った。

 データサイト『OptaFranz』によればカイ・ハベルツは2020年に入ってから16スコアポイント(9ゴール・7アシスト)を記録。これはドルトムントのアーリング・ハーランドの15スコアポイントを上回っているという。
 
 また、レバークーゼンでは17歳15日でフロリアン・ビルツがブンデスデビューを飾っている。この記録はハベルツの17歳126日を更新する、クラブ史上最年少記録となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部





 
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