【長崎】チーム作りは道半ばも、新加入の花井がキラーパス連発で大学チームに大勝!

2015年01月30日 植木修平

実戦的な練習はまだ少なく、チーム作りはこれからが本番。

対 琉球大学選抜戦(○8-0/35分×3本)の長崎のフォーメーション。上から1、2、3本目の順。

 長崎は1月17日に始動し、24日から沖縄で1次キャンプを張っている。沖縄キャンプの目的はシーズンを戦うための「身体作り」に尽きる。
 
 戦術的なトレーニングはほとんど行なっておらず、午前は始動時から継続してきた長距離走などの有酸素系のメニューと筋肉に負荷をかけるフィジカルトレーニングを行ない、午後にボールを使った練習で各選手の特長を掴むといった内容だ。
 
 そうしたなかで27日に行なわれた琉球大学選抜との今季初のトレーニングマッチは、8-0の圧勝(35分×3本)を収めた。特に、6-0で圧倒した1本目では、新加入の花井がワンタッチで決定的なパスをFWに送り続けるなど、新たな司令塔として、いきなり存在感を見せつけた。
 
 日を追うごとに戦術理解力が必要なメニューをこなしつつあるものの、ゲーム形式などの実戦練習はまだまだ少ない。今季初戦を勝利で飾ったが、現段階でチームとしての形はまだはっきりとは見えていない。
 
取材・文・写真:植木修平(フリーライター)

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