「楽しい一夜を過ごそう…」新型コロナで陽性だったチェルシーの俊英FWがモデルと“密会”して逮捕!

2020年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

目撃者の証言は?

ハドソン=オドイがロックダウン違反で現行犯逮捕に。新型コロナウイルスにかかっていた経験を持ちながら遊びに出かけてしまった。 (C) Getty Images

 チェルシーの俊英FWの行動が物議を醸している。

 現地時間5月17日、英紙『The Sun』は、チェルシーに所属するイングランド代表FWのカラム・ハドソン=オドイが、ロックダウン(都市封鎖)を破って、現行犯逮捕されたと報じた。

 目も当てられないほどの醜態だ。記事によれば、ハドソン=オドイは16日の夜にSNSで19歳の女性モデルに「楽しい一夜を過ごそう」や「かわいい下着を頼む」と"淫らな連絡"を入れ、西ロンドンにあるペントハウスへ招待し、パーティーを開いていたという。

 しかし、体調不良となった女性の通報で、救急隊員と警察官5人が17日の午前2時30分ごろに現場へ到着。ロックダウン違反として2人を現行犯逮捕。その後、女性は救急搬送され、ハドソン=オドイは独房で拘留される羽目となった。

 問題なのは、ハドソン=オドイが、まだパンデミック化する以前の今年3月に新型コロナウイルス検査で陽性となっていたこと。ウイルスの危険性を重々理解していると思われていただけに、19歳の俊英FWには非難の声が上がっている。
 
『The Sun』が取材したところによると、同ペントハウスで二人を目撃したという隣人は、次のように答えている。

「カラムと歩いていた女の子は、豪華なルイ・ヴィトンのバッグを持ち、リアリティー・ショー(恋愛バラエティー番組)で見かけるような、ド派手な見た目のモデルだった。どんなことが起きていたかは分からないけど、屋上のスパエリアにいたみたいだね」

 チェルシーの選手が自主隔離を巡って騒動を起こすのは、これが初めてではない。今年3月には、21歳の俊英MFメイソン・マウントがクラブの自宅待機命令を無視して草サッカーに興じていたために、世間の反感を買っていた。

 もはや個々のモラルの問題ではあるが、立て続けに若手の騒動が世間を賑わせてしまったチェルシー。今後しばらくは、フランク・ランパード監督の管理能力を含めて、非難を浴びることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事