ブンデス再開試合、鎌田&長谷部が出場のフランクフルトは ボルシアMGにホームで完敗!

2020年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

鎌田、長谷部ともに出場を果たすも…

先発出場し、78分までプレーした鎌田。絶好機もあったが…。 (C)Getty Images

 約2か月ぶりのブンデスリーガで、フランクフルトは厳しい船出となった。

 新型コロナウイルスの影響で観客は入場を許されず、選手たちは数日前からのホテル隔離など厳しい条件のもと、厳戒態勢でスタジアムに入場。長谷部誠、鎌田大地が所属するフランクフルトは、がらんどうのホームスタジアムにボルシアMGを迎えた一戦でリスタートを切った。

 鎌田は先発、長谷部はベンチスタートとなった試合は、開始わずか37秒で主導権を握ったのは、アウェーチームだった。ボルシアMGのアラサンヌ・プレアに先制を許すと、7分にもショートカウンターからマルキュス・テュラムに2点目を奪われ、フランス代表のツートップの勢いに押し込まれる展開が続いた。
 
 フランクフルトは17分には鎌田を起点にゴール前で、23分にはフィリップ・コスティッチが獲得したFKからチャンスを創出するが、いずれもゴールネットを揺らすには至らない。

 その後も一進一退の攻防が続くがゴールは奪えず、0-2で前半を折り返す。

 劣勢のホームチームは、後半開始からジブリル・ソウに代えてアンドレ・シウバと投入。48分には左サイドから持ち上がった鎌田が絶好機を迎えたが、シュートはDFの足に弾かれる。

 1点を返せない状況が続いた72分、エリア内でエバン・エヌディカのファウルでPKを与えてしまいスコアは3-0に。74分には長谷部とティモシー・チャンドラーを投入。78分には鎌田はミヤト・ガチノビッチと交代してピッチを退く。

 ホームチームは選手交代で少しずつ攻守にリズムが生まれ、81分にはアンドレ・シウバのゴールで1点を返すことに成功する。
 
 しかし、反撃はこの1点のみ。スコアは1-3で試合は終了し、フランクフルトはホームでのリーグ再開を勝利で飾ることはできなかった。

 勝点3を得たボルシアMGは暫定3位に浮上し、2位ドルトムントとの差は2ポイントに。フランクフルトは13位から浮上できなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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