「クレイジーだよ」「ワクチンができるまで…」アルゼンチン代表MF、プレミア再開への不安を吐露

2020年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアは6月再開説が浮上

シーズン再開に向けての懸念を露わにしたランシーニ。 (C)Getty Images

 新型コロナウイルスの影響で、フランスとオランダはシーズン打ち切りを決定。一方、ドイツはブンデス再開に向けて準備を進め、プレミアも無観客試合で6月にもシーズン再開を目指す動きが見られる。

 そんななか、マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表セルヒオ・アグエロは母国メディア『El Chiringuito』で「大半の選手は(再開を)恐れている」と懸念を露わに。また、同胞のウエストハムMFマヌエル・ランシーニも、母国紙『Closs Continental』の取材に対して「クレイジーだと思う」と心境を明かしている。

「僕の考えとしては、(新型コロナウイルスの)ワクチンがない状況で、再びプレーをしろといわれるのはクレイジーだと思うよ。もちろんプレーしたい気持ちはあるけれど、本当にそうするとなっても、まず他人を守る必要がある。今はその時期ではないんじゃないかと答えるよ」

 所属クラブのウエストハムはすでに個別トレーニングを開始し、18日には集団トレーニングも再開される見込みだ。今週金曜日には各クラブとリーグ運営側が話し合いの場を持ち、再開日を協議するという。

 未曽有の事態に、シーズン再開を望む声と望まない声、賛否両論があるのは確かだ。プレミアリーグはどう判断するのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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