「お前は終わりだ。もういらない」元マンU守護神がファーガソン監督の逆鱗に触れた過去を告白!

2020年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「またやらかしたら終わりだぞ」と叱責された2週間後に…

件のサンダーランド戦で失点した際のフォスター。この試合以降、バックアッパーに逆戻りしてしまった。(C) Getty Images

 ワトフォードの守護神ベン・フォスターが元イングランド代表ピーター・クラウチのポッドキャストでマンチェスター・ユナイテッド時代を振り返っている。

 イングランド代表経験もあるベテランは、「第2GKだったので、始めはうまくスタートできた。でも、それから不安定なプレーをしてしまった」と語り、正守護神のエドウィン・ファン・デルサルの故障でチャンスが回ってきた際、サー・アレックス・ファーガソン監督から叱責された過去を明かしている。

「ひとつめのゲームは、試合終了間際にマイケル・オーウェンがゴールを挙げて、4-3でユナイテッドが勝ったマンチェスター・ダービーだった(2009年9月)。試合が終わり、みんなで騒いでいる時に、監督がやって来て、皆を黙らせて、僕に怒ったんだ。『おいおい、そこまでしなくても』と思ったね。『お前、またやらかしたら終わりだぞ』と叱られたよ」

 だが、カッとなりやすく、"ヘアドライヤー"の異名を取る名将の逆鱗に触れたのは、この時だけではなかった。幸いその後もスタメンで起用されたが、2週間後のサンダーランド戦でまたやらかしてしまったという。
 
「ケンワイン・ジョーンズはとても身体が強く、競り合いに負けて、ヘッドを決められてしまったんだ。パトリス・エブラの劇的なゴールで追いつき、雄叫びを上げたんだけど、それどころではなかった」

 試合後、フォスターはファーガソン監督から2~3分に渡る説教を受け、「お前は終わりだ。もういらない。控えに降格だ」と辛辣な言葉を浴びたという。

 このサンダーランド戦以降、フォスターがゴールマウスを守ったのはたった2試合。シーズン終了後にチームを去ったのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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