プレミアの俊英FWが久保建英を擁した日本代表を「最も手強かった」と回顧! 「驚いた」というその理由とは?

2020年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

インドで輝いた若きサムライ戦士を称える

久保建英(左)らを擁した森保ジャパンを、イングランドの若手FWブリュースター(右)が称えた。 (C) Getty Images

 約3年前に世界の檜舞台で輝きを放ったサムライ戦士たちは、そのライバルにとっても強いインパクトを残したようだ。

 2017年の10月にインドで開催されたU-17ワールドカップで、久保建英や中村敬斗らを擁した森山佳郎監督率いる日本代表は、強敵フランスと同居したグループを突破して決勝トーナメントに進出。だが、ラウンド・オブ16ではイングランド代表にPK戦の末に惜敗し、涙を呑んだ。

 しかし、現在ドルトムントで活躍するジェイドン・サンチョやジョゼップ・グアルディオラをして「天才」と言わしめるフィル・フォデン(マンチェスター・シティ)ら名手を擁したイングランドを完封した日本の戦いぶりは、世界から評価を受けた。

 そんな若きサムライたちは、同大会屈指の点取り屋にも強烈な印象を残している。「あの大会の日本は手強かった」と振り返ったのは、8ゴールを挙げて大会得点王となったリアン・ブリュースターだ。
 
 現在リバプールからのレンタル先であるスウォンジーで研鑽を積んでいる20歳の俊英FWは、イギリスのファッション・メディア『Gaffer』が行なったインタビューで、「過去に最も手強かった相手は?」と訊かれ、森山ジャパンの名を挙げた。

「とても難しいよ。ファン・ダイクとマッチアップした時は、『クレイジーだ』とか思ったけどね……。でも一番手強かったのは、驚くかもしれないけど、(U-17)ワールドカップで対戦した日本だよ」

 ブリュースターは、その理由も語っている。

「僕はあんなに組織されたチームと対戦したことがなかったから驚いた。僕らは自信を持っていたけど、日本の4-4-2を最後まで破ることはできなかったね」

 そのキャリアで様々な"強敵"と対戦してきたブリュースター。そんなライジングスターの脳裏には、強固な日本の守備網が今でも焼き付いていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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