「ちくしょう、気が付かなかった」元アルゼンチン代表MFが仰天告白!「ベンゼマのスパイクを…」

2020年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ちくしょう、まったく気が付かなかった」

リーガの舞台でついに対戦することになったコスタ(左)とベンゼマ。(C) Getty Images

 バレンシアなどで活躍し、現在はコロンビアのアトレティコ・ナシオナルでプレーする元アルゼンチン代表MFティノ・コスタが若かりし頃の仰天エピソードを明かした。母国のラジオ局『Radio mitre』のインタビューで語った内容をスペイン紙『Marca』が伝えている。

 15歳で故郷を離れてフランスに渡ったコスタは、スーパーマーケットでアルバイトをしながら、いくつかのクラブの練習に参加して、入団テストを受けたという。その中のひとつがリヨンだった。

 フランス屈指の強豪クラブでテストを受けている間、リヨンのアカデミーに在籍したいたカリム・ベンゼマ(現レアル・マドリー)と相部屋になったというコスタは、こんな告白をした。

「ある日、スパイクでいっぱいだったベンゼマのクローゼットを開け、そこからひとつを勝手に拝借したんだ。トレーニングで使用し、洗ってからまた元の位置に戻しておいたのさ」
 
 笑いながらこのエピソードを語ったベテラン戦士は、バレンシア時代、マドリー戦でベンゼマと再会し、事実を打ち明けたそうだ。すると、3歳年下のストライカーは、「ちくしょう、まったく気が付かなかった」と返したという。

 結果的にリヨンへの入団は叶わず、フランス領の島グアドループや下部リーグでプレーしながらステップアップしていった叩き上げのコスタと、エリート街道を歩んできたベンゼマ。好対照のキャリアを歩んだ両雄が同じ時を過ごしたわずかな期間に、こんな驚きのエピソードがあったとは――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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