「めちゃくちゃやってた」「こいつらクレイジーだ…」“プレステ狂”ピルロのマル秘話を元同僚ヴィエリが明かす!

2020年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピルロが語る自身の未来は?

ネスタ(右)と一緒になってテレビゲームに興じていたというピルロ(左)の熱中ぶりは“ハンパ”なかったようだ。 (C) Getty Images

 試合の前泊などで選手がゲームに興じることは少なくない。元イタリア代表のアンドレア・ピルロもそのひとりだった。

 イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、ピルロはかつてチームメートだったクリスティアン・ヴィエリとのソーシャル対談のなかで、親友のアレッサンドロ・ネスタとプレイステーションにハマっていたことを振り返っている。

 ピルロは、「ミラン時代はめちゃくちゃプレステをやっていた。ミラネッロでも、ネスタと自分が走って急いで食事をし、部屋に戻って練習前にやっていたのを覚えているよ」と明かした。

 これを受け、ヴィエリは、「ミランでのエピソードを覚えている。君とネスタが部屋で一緒にプレステをやっていたんだ。部屋に立ち寄ったけど、君らは10分間、一言も話しかけてこなかった」と続けた。

「1時間後に部屋に戻ってみたら、君らは画面に釘付けでまだ遊んでいた。23時に戻ってみたけど、やっぱりまだゲームをしていたよな。思ったよ。『こいつらクレイジーだ』ってね」
 
 現役時代に天才的なプレーの数々で世界を魅了したピルロだが、「プレーを恋しく思うことはまったくない」という。「家に2年いて、今は自分が何をしたいか分かっている」からだ。

 そんな稀代のファンタジスタは、今、指導者の道に進もうとしている。

 すでに「いくつかのチームと話した」というピルロは、「これからどうなるかを見てみよう。今は(新型コロナウイルスの危機で)すべてが少し止まっている」と続けた。

「監督をやるのはイタリアだけか? 国外にも行くよ。問題ない。ニューヨークにもすでに行ったし、素晴らしい経験だった。サッカーはどこでも同じだ。クオリティーがあれば、高いレベルにたどり着くさ」

 古巣ミランやユベントスのサポーターは、指導者となったピルロが戻るのを待ち望んでいるかもしれない。はたして、彼が再び現場に舞い戻る日はいつになるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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