「兄弟? いや親子!?」湘南の新助っ人は早くも息ピッタリ

2015年01月23日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

アリソン×アンドレ・バイア ブラジル人コンビが軽快トーク。「湘南がJ1で通用することを証明する」

湘南に加入したアリソン(左)とアンドレ・バイア。ブラジル人コンビが新たな“湘南の暴れん坊”になる!(C) SOCCER DIGEST

 湘南は22日、ポルトガル人FWギマの加入を発表した。ルーマニア1部クルジェからの完全移籍。昨季は13試合・3得点。EL(ヨーロッパリーグ)予選で3試合に出場し1得点を記録している。身長194センチと大柄ながら機動力を併せ持つところが武器で、背番号は昨季ウェリントンがつけていた「9」。
 
 クラブが新エースとして期待していることが分かる。まさにラストピースと言え、23日に合流。これで「15年版湘南ベルマーレ」の陣容は整った。
 
 一方、すでに13日のチーム始動日からプレーしている助っ人が、フェイエノールトなどで活躍した歴戦のDFアンドレ・バイアと10代ながらポテンシャルを秘めた若手FWアリソンのブラジル人コンビだ。
 
 アンドレ・バイアはフェイエノールトで小野、宮市とプレーした経験があり、「ずっと親日家だった」と自称する。
 
 19日の新体制発表会で、本誌がふたりを直撃してみたところ、早くも抜群の"呼吸"を見せてくれた。
 
 助っ人コンビのテンポの良い言葉のパス交換をまとめた。活躍を期待して良さそうだ!
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――おふたりは来日後初めて顔を合わせたにもかかわらず、さっそく息がとても合っているようですね?
 
A・バイア「そうなんだよ、まるで本物の兄弟みたいにね」
アリソン「いや、いや、親子みたいかな。僕にとってバイアは本当大きな存在。お父さんみたい(笑)」
A・バイア「ハハハ、良い関係だよね。しかも、ただ単に『同じブラジル人だから仲がいい』というわけではなく、一緒にいると自然と波長が合うね。それはさっそく実感しているよ」
アリソン「しかもピッチに立てば、僕は常にいろんな刺激を受けている。インスピレーション(直感)が沸き出てくるのが分かる」

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