「まだ21歳」「十分な功績だ」冨安健洋が海外メディア選出のセリエAニューカマーベスト5に!

2020年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

東京五輪世代の若武者に高評価

セリエAでの活躍が評価された冨安。 (C) Getty Images

 海外メディア『Breakingnews』のフランス版が、今季セリエAでデビューを飾ったプレーヤーで高く評価されるべき5人を発表。昨夏、ボローニャに移籍した冨安健洋が選出されている。

 プレッシャの19歳DF、サンドロ・トナーリに続いて名前が挙がった冨安は、「彼はわずか21歳、ヨーロッパのトップ、5大リーグのひとつであるセリエAに初挑戦し、十分な功績を残した」と評されている。またその経歴については、「代表選手でもある日本人DFは、すでに18試合出場を果たしており、以前はJリーグのアビスパ福岡、次にベルギーのシント=トロイデンでプレーしていた」と紹介されている。

 ただ、ボローニャに移籍して以降、冨安は右SBを定位置としている。代表ではCBを務めることが多いが、同メディアは今の状況も「必要な経験だろう」と綴っている。

「彼はフットボールに対する感度が高い。ボローニャがボールを維持している際、彼はしばしばセンターバックとは異なるポジションから前線にボールを供給している。トミヤスの身体能力とテクニックにもかかわらず、自身の負傷や経験不足、やや攻撃性に欠けた姿勢が、彼が中央でプレーする妨げとなった」

 その能力は疑いようもなく、ボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は来季以降、冨安をCBで起用する考えがあるとも報じられている。

 東京五輪世代としても期待を背負う21歳。現在は新型コロナウイルスの影響でリーグは中断しているが、イタリアでの若武者の活躍に、期待は高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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