「追いつけるように頑張りたい」浦和FWレオナルドがOBワシントン氏との対談をライブ配信。新旧ストライカーが語ったことは…

2020年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ワシントン氏は浦和でJ1制覇し、得点王を獲得している

浦和在籍時のワシントン氏(左)と今季のレオナルド(右)。(C)SOCCER DIGEST

 今季から浦和レッズに加入したブラジル人FWのレオナルドが4月11日、自身のインスタグラムでライブ配信を行ない、元浦和FWでブラジル在住のワシントン氏を招待し、新旧ストライカー対談を行なった。

 11日の9時から始まり、通訳を交えて行なわれた対談では、「自分もワシントン氏に追いつけるように頑張りたい」と、強い憧憬の想いを語ったレオナルド。

 J3ガイナーレ鳥取の岡野雅行GMに見いだされたことがきっかけとなり来日したレオナルドは、浦和とワシントン氏については加入前からすでに知っていたと語る。ワシントン氏も浦和在籍時には岡野氏とチームメートで、ともに戦った2006年には得点王に輝いている。

 ワシントン氏は得点王となった当時、ロブソン・ポンテや、田中達也のサポートを受けて、ゴール量産できたことを語ると、レオナルドも「私も昨季、(J2のアルビレックス)新潟で田中達也選手とプレーし、同じような気持ちになった」と23歳の年の差がありながら、共通項も多いことで盛り上がりを見せた。

 さらに、当時のチャントについて聞かれると、ワシントン氏が自らのチャントを歌う場面も見られた。
 
 その後もファンからの質問に、「好きな日本食」を聞かれると、「うどん」と麺類の中でも特に好きだと明かす。ワシントン氏は、「日本での日本食に慣れてしまい、ブラジルで日本食を食べるとなんだか微妙な感じになる」というエピソードも披露。

 さらに、「子供をサッカー選手にしたいか?」という質問には、ワシントン氏は「あくまで自然にそうならないと駄目、親が選手というのは負担にもなる」と語ると、レオナルドは、「絶対そうしたいわけではない。フォワードはプレッシャーも責任も伴う。中盤の選手になるのが良いかなと思ってる(笑)」と答えた。

 引退後はブラジルで実業家から、政界への道を歩んでいるワシントン氏。将来的に監督業の意思を問われると、「監督はブラジルよりも、日本の方が良い。ブラジルで監督をやるのは、プレッシャーというより危険を伴う」との回答も。

 熱烈な浦和サポーターについては、「要求が半端ない。プレッシャーに感じることもあったが、でもそれがやりがいにも繋がった」と充実した時を過ごせたと語る。

 浦和在籍の06年にはJ1リーグと自身の得点王、07年にはACLと、クラブに輝かしいタイトルをもたらしたワシントン氏。J3、J2と2年連続で得点王に輝き、浦和にやって来たレオナルドは、個人の得点王とともに、クラブにタイトルをもたらし、ワシントン氏に並び、超える存在となれるか。再開後のパフォーマンスが注目されるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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